PHILOSOPHY

工芸が時代をつなぐ

細部のテクスチャーや触感を通じて、物は生活を彩り、人に働きかけ、情操を豊かにします。美しいきものを身につけると気持ちが晴れやかになるように、実用的な機能を持ちながらも、それだけにとどまらない精神的な力が、工芸には秘められています。しかし工芸は、規格化された製品の大量生産、大量消費を伴なう20世紀型の資本主義社会では、手間のかかる古い技術として、弱い立場に置かれてきました。

従来の社会の仕組みが行き詰まっている今、「細尾」は、工芸の力に立ち返り、物の質を通じて、人間生活の基盤を再構築してゆきたいと考えています。工芸によって、時代を越えて人の生を支え、過去、現在、未来をつないでゆく。それが「細尾」の哲学です。

STATEMENT